
アトピーの疑問
アトピーがひどいときどうしてる?みんなの声から見つける対処法

「かゆくて眠れない」「肌が赤く腫れる」「掻きむしって血がにじむ」…。それはアトピー悪化のサインかもしれません。
症状がひどくなると、肌だけでなく心も疲れてしまいます。「このかゆみ、いつまで続くの?」と不安を感じることもあるでしょう。
アトピヨアプリを利用しているみんなの情報を参考にしながら、ひどくなるサインを見極め、自分に合った対処法を見つけてみませんか?
目次
アトピーがひどい!みんなはどうしてる?

アトピー性皮膚炎の症状がひどくなると、かゆみで眠れず、肌が赤く腫れ、掻きむしってしまうことも。日常生活に支障をきたし、仕事や勉強に集中できない、外出をためらうなど、心にも大きな負担がかかります。
アトピヨアプリのみんなからも「最近仕事のストレスと乾燥で夜も眠れないほど痒い」「こんな肌で人目気にしながら生きていくのヤダすぎる」「アトピーに生活を壊されてるなと感じます」といった声が寄せられています。
ユーザーのお悩みに関するワード分析(2025年1月集計)

アトピーがひどいときのみんなの体験談
𝙲𝚁𝚈𝚂𝚃𝙰𝙻さん(20代女性・アトピー歴20年超)
「アトピー歴は3歳から20年以上で、ぶり返したり、良くなったりを繰り返してます。今の状態はまたぶり返し、毎日掻きむしり皮膚がボロボロになってしまいました。ニュージーランドに住んでるわたしですが、困ったことに、皮膚科は少なく9月まで診察まちです泣 何か自分ですぐにできないかなと思ってアプリを調べていたらこのアプリにたどり着きました☺️ 自分のアトピー対策など、情報をのせれたらと思ってます。あと、皆さんの投稿も勉強になります。そして、アトピーつらいですが一緒に頑張りましょう😭」
hammyさん(20代女性・アトピー歴20年超)
「乳児のころからずっとアトピー。社会人になってから、茶色いブツブツが全身に出てきて毎日が憂鬱…アトピヨで同じような症状の方を見つけて、「もしかしたらアミロイド苔癬かも?」と気付いた。今日診てもらう皮膚科で具体的な治療法など聞いてみよう…!」
negaさん(30代女性・アトピー歴30年超)
「はじめまして。今日からアプリを使い始めアプリを使い始めました!人生史上今1番アトピーがひどくて、頭の中はアトピーのことだらけ。。以前までは週5は運動してたのにそれをぴたりとやめてからひどくなりはじめて写真のような赤みのある痒みが全身に広がっています。もとの綺麗な肌に戻れるように、運動と食事で頑張ります。同じように頑張ってる人の投稿を見ながら頑張ります!!」
アトピーがひどいときは相談と情報収集が大切
アトピーがひどくなると、かゆみや炎症、肌の見た目が気になり、心身ともに疲れを感じることが多くなります。しかし「自分だけではない」と思えることが大切です。
アトピーは決して恥ずかしい病気ではなく、多くの人が同じ悩みを抱えています。一人で抱え込まず、医師をはじめ、専門家など信頼できる相手に相談しましょう。相談が難しい場合は、同じ悩みを持つ方と交流することで気持ちが楽になることも。
正しい知識を身につけ、自分の症状を理解し、適切な対処法を見つけましょう。
アトピーがひどくなる原因をチェック!

アトピー性皮膚炎がひどくなる要因は、人それぞれ異なります。年齢や生活環境、体質などが影響し、一つの原因だけでなく、複数の悪化要因が重なることが多いのが特徴として挙げられます。
一般的に、皮膚の常在菌バランスの乱れ(黄色ブドウ球菌の増殖など)、ダニやカビ、汗、ペットの毛、食生活の乱れ、夜型生活、寝不足、ストレスなどが関係しているとされています。
アトピヨアプリのみんなによると、アトピーがひどくなる原因として食事など生活習慣、アレルギー、ストレス、乾燥などが挙げられています。
ユーザーの悪化要因に関連するワード分析(2025年1月集計)

①生活習慣の乱れ
不規則な食生活、睡眠不足や運動不足はアトピー性皮膚炎の悪化を引き起こす可能性があります。
アトピヨアプリのユーザーデータからも、生活習慣と症状の関連が見られました。アトピヨアプリのみんなからは「夜中に痒みはないものの、何故か明け方まで寝付けず睡眠不足で少し赤みと乾燥が激しめ」「食生活が悪かったのと運動不足で、ここ数ヶ月肌の調子良かったことほぼないのでほんとにちゃんとやろう」といった声が寄せられています。
ユーザーの生活習慣に関するワード分析(2025年1月集計)

規則正しい生活習慣を維持することがアトピーの管理には重要です。バランスの取れた食事、質の高い睡眠、そして適度な運動を心がけることで、症状の軽減や改善をサポートすることができます。
アトピヨアプリでは、これらの生活習慣を記録し、管理することで自分の健康状態を把握しやすくなり、より適切な対策をとることが可能です。
②アレルゲン
アトピー性皮膚炎の悪化に影響を与えるアレルゲンには、ダニやハウスダスト、花粉、ペットの毛、特定の食べ物などがあります。これらのアレルゲンにさらされることで、かゆみや炎症などの症状が悪化することがあります。
すべてのアトピー性皮膚炎がアレルギーによるものではありませんが、アレルゲンが症状をひどくさせる要因の一つであることは確かです。
自分が反応しやすいアレルゲンを避けるためには、アレルギー検査を受けて、何に反応しているのかを知ることが大切です。また、症状記録を活用し、食事や環境の変化を記録することで、特定の食べ物や環境要因が症状に与える影響を把握することができます。
③ストレス
ストレスは外からは分かりにくいものですが、アトピーに大きな影響を与えます。
ストレスがたまると自律神経や免疫のバランスが乱れ、その結果、アトピーの症状がひどくなりやすくなります。
実際、アトピヨアプリのみんなからは「最近痒くてカサカサなのは原因は仕事のストレスだと思う」「仕事のストレスで暴飲暴食プラス今まであんまり食べてなかったクッキーとか食べちゃってて遅延でドカンときた」といった声が寄せられています。
ストレスを完全に無くすことは難しいかもしれませんが、自分に合ったストレス解消法を見つけることが大切です。たとえば、ストレスで痒みが強くなったときには、気分転換をする、患部を冷やす、汗を拭き取るといった対処が役立ちます。
また、リラックスできる音楽を聴く、アロマを楽しむ、軽い運動をすることも効果的です。さらに、十分な睡眠を取ることがストレスや痒みの軽減につながります。
ユーザーのストレスに関するワード分析(2025年1月集計)

④乾燥
アトピー性皮膚炎の悪化要因の一つが「乾燥」です。アトピヨアプリのユーザーの声を見ても、悪化要因として挙げられています。
肌が乾燥するとバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなり、かゆみや炎症が悪化しやすくなります。
乾燥を防ぐためには日々の保湿ケアが重要で、自分に合った保湿剤を見つけ、こまめに塗る習慣を身につけましょう。
特に入浴後は肌の水分が蒸発しやすいため、タオルで優しく水分を拭き取った後、すぐに保湿剤を塗ることが大切です。
その他
アトピヨアプリのユーザーには、汗や衣類、化粧品、ペット、季節の変化、ホルモンバランス、感染症など、多くの要因がアトピーの悪化に影響を与えていることが確認されています。
アトピーがひどいときの対処はどうしているの?

アトピー性皮膚炎の症状がひどくなると、どう対処すべきか迷うこともありますよね。
アトピヨアプリのみんなが実践している、効果的な症状緩和方法やケア法をご紹介します。
個別の症状やライフスタイルに合ったアプローチで、アトピーを少しでも楽にするためのヒントを見つけましょう。
集中保湿で肌のバリア機能UP!
アトピー性皮膚炎の治療において、保湿は基本中の基本です。肌の乾燥を防ぐことで、バリア機能が高まり、かゆみや炎症を抑えることができます。
ヒロさん(30代男性・アトピー歴30年超)は、「青缶のニベアを塗ってから、ステロイドで対応して大幅に改善。なんとなくステロイドの種類と保湿剤の種類の組み合わせが分かるようになってきました!」と保湿への意識がより高まっている様子がうかがえます。
早く治りますようにさん(10代男性・アトピー歴4年)は、「プロアクティブ療法と保湿でキレイになりました!まだ油断は出来ないけど、アトピーって分からないくらいにやっとなりました」とコメントされており、保湿剤の使用で症状が改善していることがわかります。
スキンケアを見直して、刺激を最小限に!
アトピー性皮膚炎のスキンケアでは、肌の状態に合わせて優しく行うことが大切です。
ゴシゴシこすったり、熱いお湯を使ったりすることは、肌に負担をかけ、症状を悪化させる可能性があります。肌に優しいアイテムを選び、丁寧にケアしていきましょう。
はなさん(40代女性・アトピー歴30年超)は、「身体を洗う時、ゴシゴシタオルはやっぱりやめてみた。泡だてて手で洗ったから、寝ている時の痒みが少なかった。カサカサも少なく、しっとり感が続いている」と話しており、肌に負担をかけないように気をつけていることがわかります。
睡眠時間を確保して、ストレスを軽減!
アトピー性皮膚炎の症状は、睡眠不足やストレスが原因で悪化することがあります。
質の高い睡眠を確保することは、アトピーの改善において非常に重要です。リラックスした環境を整え、質の高い睡眠をとることはアトピー性皮膚炎の症状を和らげるための重要な対策となります。
kiさん(20代女性・アトピー歴20年超)は「かかない手袋Amazonで。これつけて寝たらかかないしぐっすり赤ちゃんみたいに寝れる。本当にこのおかげでだいぶ体良くなったよ」と述べており、よく眠れる工夫をしています。
食生活を見直して、体の内側からケア!
バランスの取れた食事は、アトピー性皮膚炎の症状管理において大切です。
特定の食品で症状が改善するという明確な根拠はありませんが、栄養不足を防ぐためにも、野菜や果物を含めた多様な食品を摂取することが勧められます。食生活を整えることが、アトピー症状の安定や生活の質の向上につながることがあります。
はらまきさん(20代女性・アトピー歴20年超)は「私は色々な野菜をたくさん摂る事と、低糖質・高タンパクを意識しています。」「食生活を見直すのって簡単に見えて、食べたいものが食べられなかったりして大変かと思いますが、お互いに少しでも改善に向けてがんばりましょう☺️」と述べており、バランスのとれた食事を意識していることがわかります。
症状を記録して、自分のアトピーの傾向を把握!
日々の症状やケア内容を記録し振り返ることで、自身のアトピー性皮膚炎の傾向を把握し、悪化を防ぐことができます。
アトピヨアプリを利用して症状記録をつけたユーザー・きなたろうさん(30代女性・アトピー歴30年超)は、「また出ました蕁麻疹。アトピヨのおかげで過去の記録がわかるのがありがたい。ちょうど1年前⋯! 3月は何かあるのか?花粉、紫外線、生理前、やたらと疲れがあって、嫌な予感はしてた」と振り返ります。こうした記録を通じて、自分の体調変化にパターンがあることに気付けるようになります。
ねこさん(30代女性・アトピー歴30年超)も、「3ヵ月前からの比較。比べてみると、赤みが随分引いて皮膚もしっかりしてきている!!!写真で見比べないと、気がついていない改善でアトピヨのアプリ様々です」とアプリの効果を実感しています。
アトピヨアプリのみんなの体験からも分かるように、記録を通じて自分のアトピーのトリガーを特定し、生活習慣やケア方法を見直すことで、症状の改善が期待できます。
アトピーがひどくなったらアトピヨと一緒に乗り切ろう!

アトピヨアプリは、アトピー性皮膚炎の症状を記録・管理し、個々に合ったケア方法を見つけるサポートをするアプリです。
アトピヨアプリの機能 ①症状記録:かゆみ、炎症、皮疹の状態を記録することで、アトピーの悪化パターンを把握できます。 ②スキンケアログ:使用した保湿剤や薬、スキンケア方法を記録し、自分に最適なケア方法を見つけやすくなります。 ③コミュニティ:同じ悩みを持つ仲間と交流し、情報や励ましを受けることができます。 |
アトピーの症状をコントロールし、快適な毎日を送るための第一歩として、アトピヨアプリを活用しませんか?アトピーがひどくなった際には、アトピヨアプリと共に乗り超えましょう。
まとめ
ひどいかゆみや炎症、肌の見た目に悩んでいる方も少なくありません。諦めずに適切なケアと治療を続けていくことで、多くの場合、症状は少しずつ改善に向かう兆しが見えてきます。
アトピーが悪化する原因には個人差があり、乾燥、ストレス、アレルゲン、生活習慣など、さまざまな要因が影響します。ご自身の悪化原因を特定し、それに対応した対策を取ることが、アトピー改善への第一歩です。
そして、辛い時期を乗り越えるためには、乗り越えるための支えが必ず必要です。アトピヨアプリのみんなと一緒にアトピーを乗り越えていきましょう!
【この記事の監修者】 宮川明大 Akihiro MIYAGAWA(アキヒロ ミヤガワ) 皮膚科専門医。大学病院ではアトピー性皮膚炎の外来や入院診療を担当し、多くの患者さんのお悩みに向き合う。 現在は美容皮膚科タカミクリニックに勤務し、ニキビや毛穴、しみ・しわなど、肌のあらゆるお悩みに寄り添う。 |
監修者情報

赤穂晶子
Akiko AKO(アキコ アコウ)
薬剤師。大手ドラッグストアや調剤薬局で調剤業務・介護業務に従事。皮膚科・小児アレルギー科・精神科・内科等の様々な症例を経験。調剤経験を経て、アトピヨ合同会社参画後は、コンテンツ作成と運営をリード。

赤穂亮太郎
Ryotaro AKO(リョウタロウ アコウ)
プログラマー。工学修士。公認会計士。
アトピー、喘息、鼻炎という3つのアレルギー疾患の経験から、患者会でボランティア活動に従事。アトピーの方へのヒアリング、薬剤師である赤穂晶子の見解、プログラマーの指導・監修を受け、自ら本アプリを開発。